製品
ステンレス 温間閉塞鍛造 (バリゼロ)
ガソリンエンジン燃料噴射 ポンプ部品
当社の技術の詰まった製品の一つで、開発に2年を要しました。 トヨタ車、ホンダ車、マツダ車、日産車、スバル車、ボルボ車、ルノー車、フォード車 などにお使いいただいています。
- 技術① 複雑形状でバリが出ない
-
この製品の難しさは、“複雑形状でバリが出ない”ところにあります。
複雑形状とは、材料と製品の形状が、かけ離れている事を言い、製造が難しくなります。
通常複雑形状であれば、大きめの材料を使用し、バリを発生させる為、歩留まりが悪くなります。
バリを発生させないような、製品に対してぎりぎりの大きさの材料を使用すると、
欠肉(金型に対して材料が足りない箇所が発生すること)が起こり、不良品に成るからです。
- 技術② プレス1打で製品形状の完成
- 通常は、2~3打のプレス鍛造で、徐々に製品形状へ近づけていきますが、
本製品は1打で製品形状の完成です。
温間閉塞鍛造 (バリゼロ)
ディーゼルエンジン燃料噴射 インジェクター部品
- 技術① 複雑形状でバリが出ない
- 技術② 押し出した反対側が、凹まない
-
鍛流線を書き入れています。
矢印の箇所が凹まない所に技術があります。
熱間鍛造
ディーゼルエンジン燃料噴射 インジェクター部品
- 組付けのイメージ
熱間鍛造
ディーゼルエンジン燃料噴射 非調質鋼コモンレールなど
- 組付けのイメージ
熱間鍛造
ディーゼルエンジン燃料噴射ポンプ カムシャフト
熱間鍛造
自動車 プロペラシャフト部品
- 組付けのイメージ
FFP加工
自動車 プロペラシャフト部品
- 技術① 切削不要の一部冷間鍛造
-
FFP鍛造とは、 熱間鍛造に一部冷間鍛造を
組み合わせた鍛造の事です。
冷間プレスにて穴を抜いています。
孔径精度 ±0.03
ピッチ精度 ±0.05
熱間鍛造
自動車 ステアリングシャフト部品
熱間鍛造
自動車足回り アームリーディング
熱間鍛造
自動車足回り ハブ外輪
熱間鍛造
自動車 変速機など
熱間鍛造
2輪エンジン シャフトカム
熱間鍛造
削岩機 ツールホルダー
鍛造とは
美濃関鍛治 吉田研兼久 刀匠
- “鍛造”とは
- 刀鍛冶が日本刀を製作するように、
金属を叩いて、強度を出しながら変形させる工法の事を言います。 - 古来より、刃物や武具、金物など、多くの品物が鍛造により 作られてきました。
- 刀は自由鍛造で製作しますが、当社は型鍛造で製造しています。
工程
- 0. 材料受入
- 1. 切断
- 2. 材料加熱
- 3. 型打
- 4. バリ抜き
- 5. 熱処理 (協力工場)
- 6. ショットブラスト
- 7. 検査